東京BRTについて

 東京BRT、10月1日からプレ運航ということでずいぶんな盛り上がりを見せていた。

では、このBRT今後どうなっていくのか、僕の妄想も交えて考えてみたい。

 

記事等で見ると速達性に難ありとのことであったが、環2のトンネルの整備や、信号を操る能力によっていくらかはましになると思っているし、時間帯が良かっただけかもしれないが7時台の勝どきー新橋(実質汐留か)は8分ということであれば現時点で速達性も言われているほど悪くないと感じた。

だが私自身はフラッグ完成後3年後くらいまでは(本チャンから3~4年)はつかえないつかえないの大合唱になるのではと踏んでいる。

これは、フラッグ豊海パタドキなど、増える輸送キャパの問題が大きい。やはり本数等が足りないと思うのだ。また、今は本数が多くないから自身が渋滞のもととなりはしていないが、1時間に20本走らせるとしたら、このバス(BRT)が渋滞を引き起こす可能性すらある。現状でも時間帯によっては交通量は凄いとも聞く。

では、東京BRTは失敗になるのか?私はそこまで悲観していない。

晴海フラッグという国策住宅を抱え、BRT機能しませんでしたね、じゃ済まないからだ。では地下鉄?はっきり言ってこれは無理でしょう。

専用レーンをきっちり用意したBRTを高密度で走らせること、これしかないと思っている。じゃあ昼間は?とかいわれちゃうけどそこらへんは何とか…

もし仮にBRTが失策に終わったとしたら、中央区もあせるだろう。

今までかたくなに通さなかったゆりかもめ延伸計画も可能性を帯びるかもしれない。

 

つまり、専用レーンなりLRTなり、ゆりかもめなりで何とか解消する方向に向かうはずなのだ。

スミフじゃないけど国家戦略住宅であり五輪レガシーを放置することはできないでしょう。東京都もかなり儲けたとなれば。

 

やはりBRTは歴史的で、仮にそれ自体が機能しなくてもほかの様々な手段の検討のきっかけになる、という点で非常にアツいのである。

 

東京BRTのを健闘を心から祈ります。

 

したま