資産価値と利便性とコンクリートに抱かれて

パークタワー勝どき、激戦を制された方、またそこをあえて避けて当てに行き無事当選された方、おめでとうございます。

 

さて、昨日餅つき名人先生という著名なブロガーの方が近隣エリアの物件を評価して下さっていて、とてもありがたいというか非常に示唆的というかなんというか。

んで一筆書いてみようと思った次第でございます。

 

先生の読者であればお気づきでしょうが、たびたび新小岩を引き合いに出されています。

これは、ぱっと見、新小岩程度かよ!と思ってしまうわけですが、東京・品川・新宿への到達合計時間において、新小岩を大幅に下回るのは実は結構難しいんだよね、という話です。実際ほとんどのエリアで検索した場合この3つの合計が新小岩を極端に下回るのは難しいと思います。

山手線内側の地下鉄駅直結物件であるステアリですらかなわないわけですから。

 

逆に言えば、新小岩レベルの交通利便性に坪いくら払うの?(まだ東京で消耗してるの?のユーモア版)とでもいえるのではないかと思います。

坪260万程度で十分な中古が買える新小岩でなくより都心に住む理由はもちろん街の雰囲気だったり、車を使う人であればまた別の視点もあるでしょうし、子育て環境という面も大きいでしょうが、交通利便性だけで見れば新小岩で十分ということを示唆していると考えます。

教育面でいえば、差額をすべて教育にぶち込めばエリア間格差なんて吹っ飛ばして超人を育てられるかもしれません。

それでも坪400のマンションを買う理由は何かと聞かれたら、行きつくところは資産性!となるわけです。(あくまで庶民目線の話です、そんなん関係ねえという方もおられることは承知しております)

 

パークタワー勝どきなどはまさにコンクリート貯金の最たる例みたいな物件で、今後大幅な上昇は見込めなくとも10年後も同程度の坪単価で売れる可能性が相当程度あるわけですから、そらうれるわな、と。月々の住宅ローン元本部分は積立預金みたいなもんです、積み立てるのが金かコンクリートを介するかの違いでしかありません。

 

庶民は黙ってコンクリート貯金!そんな風に思うしたまでありました。。。

だって月20万とか積み立てるの大変じゃないですか。

まして僕は宵越しの金は持たない(いやもともともってない)typeの人間ですし…

 

 

というのはおいといて、実は上野ワーカーエリアには三菱4兄弟がおります。

2013~17年にかけて分譲されているのですがその4兄弟の中で賃貸用不動産としてみたときに一番駅が遠く魅力が薄いであろうPH上野プレイスが74㎡28万というのは、実は賃貸相場自体が上がってきていることを示唆していると考えられます。

持たざるリスクはすぐそこに確実に存在する、そんなことを考えるなどしました。

なお、当物件は分譲時7400万ほどでしたので、家賃28万とした時の表面利回りはおおむね4.5%強。これをどう考えるかはあなた次第です。